【京都府】地域越え児童虐待防止 府など来年度にも対策協

YOMIURI ONLINE
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 児童虐待を防ごうと、
府や市町村の担当者が話し合うネットワーク会議が
22日、上京区内のホテルで開かれた。
府は市町村域を越えて連携を深めるため、
府要保護児童対策地域協議会を
来年度にも設立する方針を明らかにした。

 会議では、市町村と児童相談所の情報共有のため、
今年度から始めたシステムの導入が進んでいない
自治体があることを報告。
虐待に関する具体的な助言を行うため、
児相OBや弁護士などを市町村に派遣する
府の事業も7月の開始後、3件にとどまっているとした。
こうした実情に加え、各市町村で
虐待防止の取り組みにばらつきがあるため、
府は市町村域を越えて個別のケースに
対応する組織作りを検討。
来年度にも協議会を設立する考えを示した。

 また、出産時から様々な行政支援が
必要と思われる家庭に対し、
医療機関と市町村が連携して対応する
今年度の新規事業では、
南部16市町村と5医療機関で38件の実績があったと報告。
府北部でも年内に事業を開始すると説明した。
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