新しい出生前診断に医師の80%が肯定的


msn産経ニュース
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 医師向けコミュニティーサイトを運営するメドピアは、
おなかの中の子供が染色体異常のダウン症かどうか、
妊婦の血液で高精度に判定する新しい出生前診断の普及に、
約80%の医師が肯定的とするネット調査の結果を発表した。

 サイトに登録する医師約5万人のうち、
呼び掛けに応じて8月31日~9月4日に回答した
2353人分のデータを集計。
同社は「自主的に回答した一部の医師の考えで、
医学界全体の声を反映したものではない」と断りつつも、
「これまで実施したネット調査と比べて
回答の集まりが非常に良く、関心の高さがうかがえた」
と話している。

 肯定的な医師の約半数は年齢制限などの
検査条件はできるだけ緩和した方が望ましいと回答。
新診断の導入反対は約5%だった。

 産婦人科医93人に限った集計では、
約90%が新診断に「賛成」「条件を設けた上で賛成」と回答。
コメントでは、「(現行の)羊水検査よりリスクが少ない」と、
妊婦の体への負担が小さいことの利点を指摘したほか、
「明らかに中絶件数が増える」との懸念もあった。
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