地域ぐるみの減災必要 石巻の幼稚園で第7回むすび塾


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 東日本大震災の教訓を生かすため、
地域住民とともに防災・減災対策を考える
河北新報社の第7回「むすび塾」が
23日、宮城県石巻市の「石巻みづほ幼稚園」で開かれた。
減災・復興支援機構(東京)の木村拓郎理事長を進行役に、
幼稚園の教職員10人が東日本大震災の被災体験を基に、
今後の備えについて意見を交わした。
 同園周辺は震災の津波で冠水し、孤立状態に陥った。
石巻工業港近くにあった「石巻みづほ第二幼稚園」も
園舎2階まで津波にのまれ、
園児11人と職員は脚立で屋上に上がり、難を逃れた。
 津田広明園長は「震災ではいろいろな体験をしたが、
あらためて何を反省すればいいのかを
みんなで話し合おう」とあいさつ。
木村理事長は「園児が多い時間帯の場合、
幼稚園だけで対処するのは難しい。
地域ぐるみの減災を考えてほしい」と助言した。
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