子どもたち稲刈り体験 豊前の山田小


朝日新聞
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 豊前市の田園地帯にある山田小学校の5年生27人が
3日、稲刈り体験をした。
児童らが6月に手植えしたもの。
黄金色に実った穂を鎌で刈り、
竹ざおにかけて「かけ干し」にした。
135平方メートルからの収穫で、
玄米50キロほどになりそう。給食や調理実習で味わう。

 農業体験を通して自分たちの住む地域のことを
知ろうという取り組み。
田植え、刈り取り、乾燥、脱穀など、
お米作りの一連の流れを学んでいる。

 この日、子どもたちは森本隆雄校長らと
一緒に学校近くの田んぼに集合。
地元の農業、朝倉渉さん(71)に手ほどきを受けながら、
鎌を振るい、稲を束ねた。
跳び回る虫やカエルに驚きの声も。

 参加した水本麗さんは「初めてやったけど、
鎌で稲を切るのは難しい。田植えのほうが楽しかったかも。
田植えの時は虫がいなかったから」。
楢山孔聖君は「きれいに刈り取れた。
自分たちで育てたお米を食べるのは、うれしい。
農業のことが少し分かりました」と話した。(中村幸基)
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