男児死亡は食事によるショック 地裁、横浜市の責任認定


朝日新聞
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 横浜市の児童相談所で2006年、
一時保護中の男児(3歳9カ月)が死亡した事故をめぐり、
両親が「保護中に食物アレルギーで死亡した」などとして、
市などに約9千万円の損害賠償を求めた
訴訟の判決が30日、横浜地裁(森義之裁判長)であった。
判決は児童相談所の食事を食べたことによる
アナフィラキシーショックが死因と判断し、
市の過失を認め、約5100万円の支払いを命じた。

 病院の通告や市の一時保護の違法性は退けた。

 訴状などによると、男児は生後6カ月で
卵や小麦への食物アレルギー体質がわかり、
通院中の06年3月に栄養不足による
「くる病」と診断され、入院した。
7月の退院時、病院から
「栄養ネグレクトなどの疑いがある」と
通告を受けた市北部児童相談所が男児を一時保護。
同月、保護先の市中央児童相談所が
朝食に過って卵を含むちくわを出し、
それを食べた男児はその日午後に死亡した。
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