岡山県病児保育協議会を設立 環境充実や施設増目指す


山陽新聞
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 病気の子どもを一時預かる病児・病後児保育施設を持つ
岡山県内の11医療機関・保育園が21日、
岡山県病児保育協議会を設立した。
共働き家庭の増加などでニーズが高まる
病児保育の充実や施設増を目指す。

 岡山市内で開かれた設立総会には約30人が参加。
会長に選出された青木内科小児科医院(同市南区大福)の
青木佳之院長が「互いに連携して行政に対し
環境改善に向けた施策提言などをしていきたい」とあいさつ。
機関紙の発行や各施設の運営状況の実態調査の実施など
本年度の事業計画を決めた。

 総会後、全国病児保育協議会の
一般社団法人化記念も兼ねたシンポジウムを開催。
上智大総合人間科学部の高原亮治教授が
「社会保障・税一体改革の中での子ども子育て支援」
と題して講演し、医療と福祉行政のはざまで
縦割りになりがちな病児保育の制度の改善を
図っていく必要性を指摘した。

 県病児保育協議会によると、病児・病後児保育施設は
採算面の問題などから県内で9市32施設にとどまり、
大きく不足しているという。
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