手のひらサイズの針なしホチキス 幼児向けにも プラス「ペーパークリンチ ミニ」


日本経済新聞
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 プラスは針を使わないホチキス「ペーパークリンチ」シリーズで、
手のひらにすっぽり収まる小型モデルを
8月10日に発売した。女性の消費者からの要望に応えた。

 最後までハンドルを下ろしきると、
側面の穴の色が赤に変わり、カチッと音がする。
とじる場所の前後2カ所に切れ目を入れ、
くりぬいた一方の紙の束をもう一方の穴に通す仕組み。
紙の角に斜め方向と横方向の両方からとじられる。

 とじる部材に透明な樹脂を使い、
とじ穴の位置を目で確認できる。
コピー用紙を4枚までとじられる。

 針なしホチキスとして、業界で初めて
500円を下回る価格に設定した。
首から下げられるよう、ストラップを通す穴を付けた。
価格は493円、初年度60万個の販売を目指す。
とじ穴に楽しく留められるよう、
動物柄のホールクリップ(8個262円)も同時発売した。

【日経産業地域研究所研究員の視点】

 針なしホチキスの国内市場規模は業界推計で、
昔ながらのホチキスの約3分の1に相当する
年間15億円に膨らんだ。
市場の成長には、コクヨとプラスの文具2強による
激烈な新製品競争が一役買っている。

 今回の新製品は、手のひらサイズで
先行したコクヨにプラスが対決を挑んだ格好。
プラスならではのスタイリッシュなデザインと色使いに加え、
ワンコイン(500円)以下とコクヨを
下回る価格の安さで勝負した。
力のかかる部分を重点的に強化するなど
設計にメリハリを付けて金属部品の数を最小限に抑え、
コストを切り詰めたという。

 針を使わないホチキスは安全性を
武器に保育園や幼稚園などにも食い込んでいる。
サイズを思い切って小さくし、
弱い力でとじられる今回のモデルは、
そうした市場にも大いにアピールしそうだ。
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