「子どものために」寄付1億円 「父の古里」福知山市へ


YOMIURI ONLINE
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 福知山市は25日、市ゆかりの個人から、
1億円の寄付があったと発表した。
同市は寄付金を原資に基金を創設し、
子どもの読書活動の振興に充てるという。

 寄付を行ったのは東京都内で一人暮らしをする
佐藤八重子さん(74)。
約40年前に亡くなった父親が同市出身で、
古里の思い出をよく語っていたといい、寄付を思い立った。
「私がコツコツためたお金です。
子どもたちのために使ってほしい」と、
5月に初めて同市を訪れて2000万円を手渡し、
8月に8000万円を寄せたという。

 同市では2014年6月に新図書館が
JR福知山駅北側に開館する予定で、
市は寄付金を児童図書や視聴覚教材の購入などに
活用する予定。
9月に都内で佐藤さんと面会した松山正治市長は
「苦労してためられたと聞いており、とてもありがたい。
多くの子どもたちの心に広く深く残るよう、
使わせていただく」と話している。
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