東山動物園こどもガイドが研修


中日新聞
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 小学生が動物園のガイドを務める
「東山こどもガイド」(中日新聞社後援)の
事前勉強会が三十日、名古屋市千種区の東山動植物園であった。
七日のガイド本番に向け、子どもたちが
サイやカンガルーなどの獣舎で各動物の特徴を学んだ。

 NPO法人東山動物園くらぶが毎年開いている。
この日は、公募で集まった県内の小学四~六年生約四十人が、
アカカンガルーやアメリカバイソンなど
六種類の動物の獣舎に分かれ、
飼育員から生態や特徴、世話の仕方などを教わった。

 インドサイの獣舎では、飼育員が
「サイは目は悪いけど耳や鼻がいい」
「雄雌の見分け方は体の大きさと角の形」と説明すると、
子どもたちは真剣な表情でメモを取っていた。
飼育員から「鼻先を触ってエサをあげて」とアドバイスを受け、
恐る恐るサイの鼻に触れエサを与えていた。

 参加した名古屋市見付小五年の女児(10)は
「皮膚は硬かったけど、唇の先は軟らかかった。
本番はちゃんとガイドできるように頑張りたい」と話した。

 七日の「東山こどもガイド」は、
午前十時四十五分~午後二時四十五分。
六種類の動物の獣舎で一回約十五分、六~八回行われる。
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