安全なお産を市が支援へ、妊婦歯科健診無料に/横浜 


カナロコ
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 健やかな妊娠・出産を支援しようと、
横浜市は10月から、無料妊婦歯科健診を始めた。
市に住民登録がある妊婦が対象で、
妊娠期間中に1回、無料で歯科健診を受けられる。
市こども家庭課は「歯の健康を保ち、
元気な子どもを産んでほしい」と話している。

 同課によると、妊娠中はホルモンバランスが崩れて
口の中が不潔になり、つわりで歯磨きがしにくいことから、
虫歯や歯周病になりやすい。
重度の歯周病は、早産や低体重児出産の
可能性を高めることが報告されているという。

 無料妊婦歯科健診では、虫歯や歯石、歯肉炎の有無を
歯科医が確認し、歯科保健指導を行う。
妊娠安定期(12~27週ごろ)の受診を勧めており、
治療費は受診者の負担となる。

 健診を実施しているのは、市内約950カ所の歯科診療所。
予約の上、妊婦歯科健診受診券と母子健康手帳、
産婦人科の診察券を提示する。
受診券は母子健康手帳と一緒に交付しているが、
すでに母子健康手帳を持っている場合は、
各区の福祉保健センター窓口で交付を受けられる。

 健診実施医療機関は、市こども青少年局の
ホームページや各区のこども家庭支援課窓口で確認できる。
問い合わせは、市こども家庭課親子保健係
電話045(671)2455。
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