被災地派遣の児童らが報告会 佐賀・武雄


朝日新聞
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 佐賀県武雄市東川登町永野の
東川登小学校(松尾浩史校長、110人)で
5日、7月下旬に被災地応援プロジェクトとして
仙台市に派遣された5~6年生10人の報告会が開かれた。

 10人は、ボランティア、運営の両委員会の代表で、
松尾校長らとともに7月23日から
2泊3日の日程で仙台市を訪れた。
同市若林区の被災者宅で津波が襲ってきたときの
生々しい様子を聞いたり、
六郷小学校の児童たちと交流したりした。

 6年の岩永彩香さんは「黒い波で白い水しぶきだったという
津波や地震の恐ろしさを知った。
大切なのは団結し仲良くすること、
あきらめない心があるから乗り切れるんだと思いました」。
5年生の男児は「仙台には松の木がまばらに
何本も立っていました。
復興がまだまだ進んでいない所もありました。
今、自分に何ができるか、
しっかり考えながら生活していきたい」と話した。

 東川登小では、「3・11」を忘れないようにしようと、
全校でアルミ缶回収に取り組み、
これまでに車いす3台を仙台市の
特別養護老人ホームなどに贈った。
松尾校長は「アルミ缶回収を続け、
被災地を応援していきましょう」と呼びかけた。
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