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欧州研究
スウェーデン・カロリンスカ研究所のÅsa Neuman氏らは、
妊娠初期に喫煙していた母親から出生した子供では、
妊娠後期や出生後に喫煙にさらされていなくても
4~6歳時のぜんそくや喘鳴(ぜんめい)の
リスクが高いことが分かった」と、
米医学誌「American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine」
小児期のぜんそくや喘鳴のリスクが高いことが指摘されている。
Neuman氏らは、欧州で集められた8件の
Neuman氏らは、欧州で集められた8件の
出生集団データから2万1,600人以上のデータを登録。
喫煙とぜんそく・喘鳴に関する情報は、
親へのアンケート調査によって集めた。
なお、母親の妊娠中のみで喫煙にさらされた子供は
735人だった。
親の学歴とぜんそく歴、子供の性別や出生体重などの
親の学歴とぜんそく歴、子供の性別や出生体重などの
影響を除いて解析した結果、
妊娠中に母親が喫煙していた子供では、
4~6歳時にぜんそくを発症するリスクが1.65倍、
喘鳴リスクが1.39倍だった。
喫煙時期別に検討すると、妊娠初期(12週まで)の
喫煙と子供のぜんそく・喘鳴リスクとの間に関連が認められたが、
妊娠後期(25週~出産)や
生後1年間の喫煙では認められなかったという。
Neuman氏らは「今回の結果から、
Neuman氏らは「今回の結果から、
妊婦の喫煙が胎児の呼吸器系に与える影響は
妊娠初期に始まり、特に妊娠初期の喫煙が
学齢前の子供のぜんそくや喘鳴と関連することが認められた。
未成年と若い女性に対しては、