いじめの件数、子供と教師間で認識にずれ 奈良市教委調査


msn産経ニュース
------------------------------------------------
 ■子供917件「いじめられている」、教師認知は110件

 奈良市教委は31日、市立小中学校と
高校の児童・生徒を対象にした調査で、
「今もいじめられている」とする回答が
917件に上ることを明らかにした。
一方で、教職員を対象にした別の調査では、
いじめの認知件数は110件にとどまった。
8倍以上の格差があり、教職員と子供の間で
認識のずれがみられた。
市教委は「いじめが見えにくいことが原因」としている。

 市教委によると、教職員対象の調査は、
大津市の中2男子が自殺した問題を受け、7月に実施した。

 その結果、いじめ認知件数の校種別の内訳は、
小学校37件、中学校70件、高校3件。
「メールによる中傷」「悪口」「無視」
「わざとぶつかられた」などの内容が含まれていた。

 一方、児童・生徒を対象にした調査は、
9月に県教委の調査とあわせて実施した。

 「今もいじめられている」とする917件の回答以外に、
「(過去に)いじめられたことがある」とする回答も
2579件に上っていた。

 調査結果を受け、市教委は
「校内で定期的なアンケートや面談を実施し、
子供が相談しやすい態勢づくりを進めるほか、
学校現場向けのいじめ問題の指導計画を策定していく」
としている。
------------------------------------------------
保育士新卒 保育士転職