口腔内異変、虐待サイン 歯科医師ら静岡でシンポジウム


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 虫歯など子どもの口腔(こうくう)内の状態から
虐待を早期発見し、虐待防止につなげるシンポジウム
「子どもたちの笑顔を守ろう!
~今の静岡県の現状と私たちにできること」
(県歯科医師会主催)が25日、静岡市駿河区で開かれた。
 虐待を受けている子どもは、
親が適切な歯科治療を受けさせていないなどの理由で
虫歯や歯肉炎があったり、
暴力による外傷が口の中や皮膚にできていたりするという。
子どもの口腔内の異変を発見する立場の歯科医と、
学校や行政機関などと連携を強化するため、
県の協力でシンポジウムを企画した。
 基調講演した東京歯科大の花岡洋一准教授は、
児童虐待防止法の内容に触れながら
虐待の種類や通告の仕方について説明。
「口の中だけ見て虐待か判断できなくても、
顔や首に傷があれば気付ける。
疑いがあれば、すぐに通告することで子どもを救える」と訴えた。
 講演に続き、県中央児童相談所や県教育委員会など
関係機関の代表者が、
各機関の果たす役割について説明したり、意見交換した。
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