かるたで育む「ふるさと愛」 富山市堀川小児童が取材、製作


北国新聞
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 富山市堀川小2年の滝澤亨教諭の学級で
児童33人は、校区内を探検して見つけたこと を題材にした
「堀川かるた」の製作に取り組んでいる。
地域愛を育むことが狙いで、
児童 は興味を持った店舗や施設を訪ねて取材を続け、
学習に励んでいる。

 担任の滝澤教諭が生活科の授業の一環として取り入れた。
かるたははがきサイズで10 月中旬から作り始め、
これまでに約80枚完成した。

 児童はかるた作りのため、アイスクリームや和菓子店、
書店などを訪れ、店主にインタ ビュー。
パン店を訪れた児童は「ね」の文字で、
眠気に負けず仕事に励む店主を
「ねむい なあ 4時におきるパンやさん」と
子どもらしく表現した。

 28日に富山市の堀川公民館で
堀川校下社会福祉協議会が開いた
「小学生と一緒に楽し む会」では、
児童が地域のお年寄りや保護者約50人を前に、
かるた作りのための取材内 容を発表した。

 この中で、男児は、富山市小泉町の
創業115年の歴史を持つ越國屋新 村こうじみそ商店本店を
訪ねた際の様子を紹介した。
明治時代からこうじみそを作り続け ていることに驚いたとし、
「堀川のすてきな所をたくさん見つけられてうれしい」と話し た。

 服部京吾君は富山市立図書館堀川分館や
富山地鉄南富山駅などで取材し、
「身の回りに も今まで知らなかったことが
いっぱいあると分かった」と笑顔を見せた。

 滝澤教諭は「かるた作りを通して楽しみながら、
自分の街への愛着を深めてほしい」と 期待している。
かるた作りは枚数制限は設けず、
12月中旬まで数を増やすことにしてい る。
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