日本脳炎:予防接種死亡 県立こども病院が見解、ワクチン接種を自粛 冬は感染可能性が減 /長野


毎日jp
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 日本脳炎ワクチン接種後の子供の死亡が
2件続いた問題で、県立こども病院(安曇野市)は
30日、日本脳炎ワクチンの接種について
「接種を積極的には勧めない」とする臨時見解を発表した。

 同病院予防接種センターによると、
見解は、ワクチンと死亡例の因果関係がまだ不明
▽日本脳炎自体が国内で大流行する懸念がなく、
冬になりウイルスを媒介する蚊がいなくなり、
感染の可能性が減る−−のが理由。
センターは取材に「対応が後手に回る可能性もあった。
ワクチンを急いで接種する必要性はなく、
厚生労働省の調査で問題がないとなれば、再開したい」
と述べた。
東南アジアなどウイルス感染の恐れがある地域に
渡航する予定など理由がある場合は、
ワクチン接種をするという。

 この問題では7月、10歳未満の子供が接種後、
急性脳症になり、約1週間後に死亡。
10月17日には、岐阜県美濃市で小学5年の男児(10)が
接種直後に意識不明となり死亡した。
日本脳炎の予防接種は、予防接種法に基づき
国の責任のもとで市区町村が勧奨する「定期接種」。
通常は3〜4歳で計3回、9歳で1回を接種する。【小田中大】
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