避難中の児童が熱気球を体験 佐賀


NHK NEWS WEB
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東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響で
全村避難を続けている福島県葛尾村の子どもたちが、
佐賀市で熱気球の体験搭乗を楽しみました。

福島県葛尾村は、原発事故以来、全村避難が続いていて、
体験搭乗は、佐賀県神埼市の小学校のPTAの招待で
佐賀県を訪れている、葛尾小学校の児童16人が参加しました。
佐賀市の河川敷には6機の熱気球が準備され、
子どもたちは、まず熱気球の愛好家の人たちと
一緒に直径15メートルある熱気球を広げていき、
風を送り込んだあと、3人ずつゴンドラの部分に乗り込んでいきました。
バーナーで気球の中の空気を暖めるとゆっくりと上昇し、
高度100メートル付近をおよそ20分間飛行しました。
25日の佐賀平野は、青空が広がり風も穏やかで、
子どもたちは見渡すかぎりに広がる大地と大空を楽しんでいました。
3年生の女の子は「空から見た景色は
ミニチュアみたいでした。
ゆらゆら揺れて少し怖かったですが楽しかったです」と話していました。
葛尾小学校の大和田正恵校長は
「子どもたちにとって忘れられない思い出になったと思います。
避難生活は大変なことも多いですが、
いろんな経験をプラスに変えて成長していってほしいです」
と話していました。
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