【福井】幼児教育の拠点が開所 福井に県支援センター


中日新聞
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 幼児教育の拠点となる県幼児教育支援センターが、
福井市下六条町のユー・アイふくい内に開設され、
開所式が二十日、同センターであった。
幼児教育専門機関としては北陸地方で初めて。

 施設二階の交流サロンとして使っていた一室を改装し、
幼児教育に効果的なおもちゃや絵本などを並べた。
職員を計八人配置しており、
幼児教育にかんする調査研究、研修などを担う。
三階には、無料で使える五十人規模の研修ルームを備えた。

 〇~十八歳までの「福井型十八年教育」の
スタート期を支える施設として、
十月に策定した「県幼児教育支援プログラム」を推進する。

 これまで幼児教育は、幼稚園と保育園で行政区分が異なり、
公立と私立に分かれるなどの理由で連携があまりなかった。
同センターはその橋渡し役となり、
各種別々に開いていた研修を統合させたり、
小学校とのカリキュラムでの連携を図ったりする。

 式では近くの六条幼稚園の園児十一人が
自分の夢を描いた絵を紹介した後、
西川一誠知事と一緒にくす玉を割るなどして開所を祝った。
西川知事は、「幼児教育はさまざまで系統的、
統合的に研修を実施するのが有効。
幼児期の遊びや身に付ける規範意識は
その後の教育の基盤となる」とあいさつした。
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