被災地に通学バス待合所完成…都内の高校生ら参加

YOMIURI ONLINE
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東松島を支援

 東日本大震災で被災した宮城県東松島市で、
スクールバスで通学する子供たちのために
東京都大田区が建設した待合所が完成した。
同市では27日に初雪を観測したとあって、
子供たちは「本格的な冬が来る前に
できてよかった」と喜んでいるという。

 震災直後から同市への支援を続けている大田区が、
現地の要望を受けて建設した木造平屋建ての待合所。
区が資材を用意し、区内の大工や
1級建築士らに協力を呼びかけ、
11月9日に着工。区内の高校生ら35人も
現地入りしてベンチ製作などを手伝い、24日に完成させた。

 区によると、津波被害が大きかった
同市野蒜のびる地区では、
野蒜小と鳴瀬第二中の校舎が使えなくなり、
子供たちは4~5キロ離れた仮設校舎や
間借りする鳴瀬第一中にスクールバスで通っていた。
吹きさらしの場所でバスを待たなければならず、
保護者らから「待合所がほしい」という
声が上がっていたという。
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