いじめ被害児童が申し入れ=「根本教育を」文科省に


jijicom
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 NPO法人「全国いじめ被害者の会」(大沢秀明代表)と
いじめ被害を受けた児童・生徒、保護者ら13人が
15日、文部科学省を訪れ、
「文科省は事後対策ばかり。
本気でいじめをなくす根本の教育を推進するよう強く望む」と、
田中真紀子文科相宛ての申し入れ書を手渡した。
 中高一貫の私立校でいじめを受け、
心的外傷後ストレス障害(PTSD)で不登校になった
高1の息子を持つ母親は、
「加害者は学校に通い続け、被害者が通えないのはおかしい。
私立学校への指導を強化してほしい」と要請。
コンパスの針で腕を刺され、
不登校になった中3の娘を持つ父親は、
原因究明に真剣に取り組まない学校や教育委員会の
対応を批判、国が指導を強めるよう求めた。
 応対した池田宏・生徒指導室長は
「より効果があるよう改めているが、不十分かもしれない。
真摯(しんし)に取り組みたい」と話した。
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