児童の神楽ダンスはロック


中国新聞
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 庄原市東城町の粟田小児童が、
創作ダンス「舞KAGURA(まいかぐら)」に取り組んでいる。
25日にある同校の学習発表会「わくわくフェスタ」で披露する。
神楽が盛んな地域の特色を取り入れた踊りで、
今後、学校の伝統として引き継いでいく。

 約4分間のロック調の音楽に乗って、
全校児童18人が法被や鉢巻き姿で踊る。
神楽風の立ち居振る舞いがベース。
手にした扇を振ったり、両手を広げて笑顔でジャンプしたりする
ヒップホップ調の動きも加えている。

 ダンスは11月上旬に完成した。
振り付けは、三次市三良坂町のダンス講師
岡本真由美さん(25)が考えた。
タイトルは、児童から出たアイデアを基に決めた。

 粟田小の学区では、国重要無形民俗文化財の
比婆荒神神楽が盛んに舞われている。
児童は、子ども神楽などで親しんできた。
地元の特色を学校の伝統として生かし、
児童の愛郷心を育む狙いで創作ダンスを作った。

 6年田女児(12)は
「地域のみんながダンスを見て
元気な気持ちになってほしい。
このダンスが何年先もずっと続いてくれたらうれしい」
と話している。
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