亀岡児童ら10人死傷、車所有の少年に罰金25万円

YOMIURI ONLINE
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 京都府亀岡市で、集団登校中の児童ら
10人が軽乗用車にはねられ死傷した事故で、
車の所有者で道路交通法違反(無免許運転)教唆に
問われた同府南丹市の無職少年(19)の判決が
2日、京都地裁であった。

 入子光臣裁判官は「少年は反省し、
父親が指導監督を約束している」などとして、
罰金25万円(求刑・懲役1年)を言い渡した。

 検察側は「少年の犯行が死傷事故を引き起こした」
として法定上限の懲役1年を求刑したが、
入子裁判官は「事故時に行動を共にしていないなど
事故との関連性が乏しく、検察側の求刑は重すぎる」と指摘した。

 判決では、少年は事故前日の4月22日未明、
京都市内などで、土木作業員の少年(19)(中等少年院送致)が
無免許と知りながら運転を代わり、
無免許運転をそそのかした。

 京都地検の中田和範次席検事は
「判決内容を精査し、上級庁と協議の上、
適切に対応する」とコメント。
女児(当時7歳)を亡くした父親(30)は
「執行猶予付きどころか罰金だなんて……。
女児にどう報告すればいいのか」と憤った。
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