
ミニドリンク剤「リポビタンDキッズ」を9月3日に発売した。
指定医薬部外品で、成長期に不可欠なカルシウムをはじめ、
各種のビタミンやタウリンなどの栄養成分を豊富に含み、
滋養強壮などの効果があるという。
子供向けであることを配慮し、カフェインはゼロにした。
子供向けであることを配慮し、カフェインはゼロにした。
味は子供でも飲みやすいミックスフルーツ味。
デザインは、リポビタンDのブランドイメージを踏襲しながら
「Kids」と大きく表示し子供向けであることを分かりやすく表現した。
価格は153円、販売目標は年間4億円。
【日経産業地域研究所研究員の視点】
「リポビタンD」は日本を代表するドリンク剤のブランドだが、
価格は153円、販売目標は年間4億円。
【日経産業地域研究所研究員の視点】
「リポビタンD」は日本を代表するドリンク剤のブランドだが、
最近の販売は漸減傾向にある。
2010年3月期のメーカー出荷額は494億円、
11年3月期は489億円、12年3月期は474億円だった。
景気低迷による残業の減少、
景気低迷による残業の減少、
競合の激化といった要因に加え、
消費者の購買行動の変化も減少の要因になっている
というのがメーカーの見方だ。
1999年の規制緩和で、それまで薬局や薬店でしか
購入できなかったドリンク剤が
スーパーやコンビニエンスストアで購入できるようになった。
身近な店舗で手軽に買えるようになったことで
まとめ買いが減り、必要な分だけを
必要なときに買う消費者が増えた。
父親や母親が冷蔵庫に買い置きしている
ドリンク剤を子供も飲み、その味に慣れて
大人になってからも飲むという
循環がなくなりつつあると大正製薬はみる。
ブランドの未来の消費者を掘り起こそうというのが
「リポビタンDキッズ」の大きな狙いだ。
同社では、少年野球やサッカーなど
スポーツ大会の会場、夏休みのラジオ体操、