「起業」の成果 児童が寄付 売り上げ、高岡市へ


中日新聞
------------------------------------------------
商品を企画、販売 「まちに役立てて」

 高岡商工会議所青年部の
起業教育プログラム「ジュニアエコノミーカレッジin高岡」を
体験した高岡市内の小学六年生が二十六日、
市役所を訪れ、十一月のイベントで
自分たちで企画した商品を販売した
売り上げ二万六千百五十円を“税金”として寄付した。
(飯田克志)

 六校の児童四十五人が七月から九チームに分かれて
模擬会社を設け、イベントでおにぎりや
手作りのミサンガを販売した。

 市役所を訪れたのは、商品企画や販売が優れ、
グランプリに輝いた成美小六年生のチーム「FHM」の、
女児4人=いずれも(12)。

 社長の女児が九チームを代表して
「お金の大切さ、友だちの大切さを学びました。
小学生四十五人が力を合わせ初めて稼いだお金です。
高岡の商売繁盛や市民のために役立ててください」と語り、
高橋正樹市長に目録を手渡した。
高橋市長は「皆さんの気持ちを大事にして、
街をよくしていくために使わせてもらいます」とお礼を述べた。

 カレッジは高岡商工会議所青年部が、
子どもたちに事業経営の楽しさや
難しさを知ってもらおうと企画した。
------------------------------------------------
保育士新卒 保育士転職