津波避難訓練:ペットボトルが“救命胴衣”−−相生・幼稚園 /兵庫


毎日jp
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 近く発生が心配されている「東南海・南海地震」で
押し寄せる津波に備えようと、
相生市栄町の私立テレジア幼稚園で28日、
簡易ライフジャケットを使った避難訓練が行われた。

 訓練には2歳〜6歳の115人が参加。
まず、市消防本部の大村琢晃・司令補(39)らが
ゲーム形式で防災指導。
園児たちと「地震の時はしゃがんで頭を保護する」
「津波の時は早歩きで高い所に避難する」などと約束。
避難訓練では園は海抜約4メートルに位置しており、
約500メートル離れた、海抜10メートル以上の
JR相生駅コンコースに避難した。

 園児たちは相生署の大川修・警備課長(54)が考案した
ペットボトルを活用した「簡易ライフジャケット」を装着。
500ミリリットルの空ボトル2本を登園用リュックサックに入れ、
さらに2本を肩ベルトに取り付けている。
大川課長は「4本で体重14〜20キロの
園児を支える浮力は十分だ」と話していた。
市の想定ではマグニチュード9の地震に高潮が加わると、
1時間半後に最大3メートルの津波が市内を襲うという。
【小泉邦夫】
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