被災地に3万の折り鶴 幼稚園関係者贈る 徳島


朝日新聞
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 【関謙次】東日本大震災で県内に避難した
家族らの呼びかけで、徳島市内の幼稚園の関係者が
被災地の学校や役場、自衛隊駐屯地などに
送り続ける折り鶴が3万羽を超えた。
10日、防衛大臣から感謝状が贈られた。

 感謝状を贈られたのは、市の国公立幼稚園連合と
国公立幼稚園PTA連合会の2団体。
贈呈式は、活動の中心となった市立内町幼稚園であり、
陸上自衛隊第14旅団(香川県善通寺市)の
宮川正美・広報班長から代表者に手渡された。

 活動は、宮城県岩沼市で被災し、
3人の子どもと実家のある徳島市に避難している
古積優子さん(39)が
「被災地を元気づけよう」と昨年5月に始めた。
活動は市内に27ある公立幼稚園に広がり、
園児や保護者らが作った折り鶴は、
古積さんの次男が通う内町幼稚園に集められた。
今年8月までの18回に渡り、
計約3万2千羽を岩手、宮城、福島の
各県に届けたという。

 PTA連の代表として感謝状を受け取った古積さんは
「これからも徳島から応援する気持ちを
届けていきたい」と話していた。
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