児童ら人形遣い体験…徳島の小学校

YOMIURI ONLINE
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 徳島県美馬市脇町の市立清水小で30日、
三好市出身の人形遣い・勘録さんの
人形浄瑠璃の公演があり、全児童15人が地元の人たちと、
真剣な表情で舞台を見つめた。

 勘録さんは「八百屋お七火の見やぐらの段」などを熱演した後、
「髪は人の髪を使っています」「操作は左手でします」などと
人形の仕組みや扱い方を説明。
児童は実際に人形を使って歩いたり、
泣いたりする表情に挑戦したが、うまくできずに四苦八苦。
それでも、勘録さんの指導で表現できるようになると、
大声で歓声を上げていた。

 この後、児童たちは、同小で昨年6月から取り組んでいる
地元に伝わる獅子舞を披露。
勘録さんも浄瑠璃人形を持って飛び入りし、子どもたちと競演した。
勘録さんは「こんな体験は初めて。
これからも獅子舞を続けてください」と激励した。

 初めて浄瑠璃人形を扱った6年の女児(11)は
「難しかったけど、本物の人間のように動くので
面白かった」と話していた。
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