児童ら、料理で外国人と交流 松本で人権教室


中日新聞
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 松本市教委は八日、市中央公民館で
児童、生徒を対象にした人権教室を開いた。
外国人と触れ合ったり、放射能による
食品汚染などを学んだりして関心を高めた。

 人権教室は年三回あり、その一回は
外国人との料理学習を取り上げている。
東京電力福島第一原発事故の影響で
松本に避難してきている家族もいることから
「外国料理を教わりながら放射性物質を考えよう」と企画した。

 NPO法人日本チェルノブイリ連帯基金事務局長の
神谷さだ子さんと、湾岸戦争以後に急増している
イラクの白血病治療研究者で、
信州大病院の研修医師リカー・アルカザイルさんが
講師となり、ジャガイモを薄焼きにしたベラルーシの
「ドラニキ」や赤カブを使ったロシアのスープ「ボルシチ」を作った。

 参加したのは小学一年~中学二年の約二十人。
神谷さんの話を聞き、ジェスチャーを交えながら
リカーさんと交流し、料理を楽しんだ。
芝沢小三年の女児(9つ)は
「料理もおいしいし、たくさんの外国の人と
仲良くなりたい」と話していた。
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