待機児童が少ない地域ランキングTOP3【東京23区版】


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前回のコラムでは『地域によって違う? 
ご紹介しましたが、今回は出産を終えて
「いざ仕事復帰!」と考えた時に、
頭を悩ませるのが待機児童の問題についてです。

自治体によっては、妊娠時に申し込みをしても
待ちがあり入所できないほど、待機児童の多い地域もあります。

厚生労働省のまとめによると、
平成24年4月時点の待機児童は24,825人。
東京では7,257人。昨年より598人減ってはいるものの、
まだまだ多い人数だと思います。
ですから、希望の保育園に入れなくても、
どこでも良いから保育園に滑り込めたら
ありがたいというのが本心ですよね。

今回は東京23区の中で最も待機児童が少ない区と
その特徴を挙げたいと思います。

待機児童が少ない区ランキングTOP3


1位:千代田区

待機児童数0人(前年度より3人減)

なんと待機児童が0人!
 都市部でこの数字には驚きましたが、
これは千代田区政の手厚い制度によるもので、
今年度の子ども・教育費の予算は108億円。
これは千代田区内は企業が多く税収に対して
人口はわずか55万人弱と少ないため、
人口増加の施策を子育て世代への
手厚い保証に充てているのだと思います。
もちろん、保育園の増設や都独自基準の
認証保育園の増設で待機児童を減らす、
小学校の放課後を過ごす学童クラブの増設なども
共働き世帯には有り難いことだと思います。

ちなみに高校生まで医療費助成があるのは
千代田区だけなのです。

2位:北区

待機児童数33人(前年度より5人減)

待機児童ゼロを目指した政策を
22年度から5年計画で実施しています。
昨年度から5人減という数字を達成しているところからみると
今後も期待できるといえるでしょう。
認可・認証保育園の増設や職員の増員だけでなく、
延長保育や病児保育などの
サービス面の充実も期待したいところですね。

前回ご紹介した、妊娠・出産後の手厚いサポート体制も
復職するまでに活用できると思います。

3位:品川区

待機児童数50人(前年度より11人減)

保育園の増設だけでなく、
認証保育園に入居家庭に対しての助成や
家庭で少人数の乳幼児を預かる保育ママ制度や
空き教室を利用した待機児童解消、
病児・病後保育園の充実など働くママには
助かる制度も多いです。
親が働いている小学生が放課後に利用する、
学童クラブも待機児童が多いと言われているなか、
品川区の全小学校ではすまいるスクールと称して
放課後に他学年同士で遊んだり、
学習したり利用できるのも嬉しいところ。

私立・国公立の小学校に通っている児童も対象です。

その他、港区・足立区は減少し、
世田谷区・目黒区は大幅に増加しています。
千代田区は、2年前から徐々に待機児童数が
減少し始めたようですので、今年の数だけでは
一概に比較できない部分もあるようですので、
調べるときには直近の数だけでなく、
数年遡ってみるとどのように変化しているのか
わかるかもしれませんね。

出産後、仕事復帰を考えてるママの皆さん、
是非ぜひ参考にしてみて下さいね!
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