窓口に保育専門職員 さいたま市、新年度から


東京新聞
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 さいたま市は、待機児童を持つ保護者らの
相談などに応じる専門職員「保育コーディネーター(仮称)」を、
新年度から市内の三区役所の窓口に配置する。
清水勇人市長が十六日の記者会見で明らかにした。

 市保育課などによると、保育コーディネーターは、
認可保育所だけでなく、認可外の保育施設とも連携して
保育環境の向上を目指すほか、
市民に対して認可外保育施設や預かり保育などの
サービスの紹介窓口としての役割を担う。

 二〇一二年度で退職する園長など
保育経験者を再任用し、各区役所の支援課に配置。
新年度は試験的に三区役所に一人ずつ配置する予定で、
今後全十区役所に拡大していく。

 市内の待機児童数は、昨年十月一日現在で二百七十七人。
清水市長は「未就学児童は増加傾向にある。
待機児童ゼロを目指し、定員増や、
預かり保育の実施拡大を進めたい」と語った。(増田紗苗)
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