児童虐待:横浜市、区と児相の連携強化 新年度予算反映へ /神奈川


毎日jp
------------------------------------------------
 横浜市は23日、区と児童相談所の連携強化を目的とする
「児童虐待対策連携強化プロジェクト」の報告書を発表した。
内容を13年度予算に反映させ具体的な対策を進めていく。

 市は、区と児童相談所で支援の方向性に
違いがあるとの現場の意見を踏まえ、
連携強化が必要と判断。
昨年9月に庁内プロジェクトを発足させ、
各組織の担当者が課題と解決法を検討してきた。

 報告書は▽区と児童相談所の役割
▽ケースマネジメント▽取り組むべき支援策
▽人材育成▽連携促進のための体制整備−−の5点を示した。
区の役割について「通告受理機関として
初期対応の徹底と未然防止の取り組みを強化」と明記。
従来は区と児童相談所が、
同じ対象家庭を役割分担して別々に支援していたが、
今後は共同で支援に取り組む。
横浜型児童虐待相談援助指針(仮称)を来年度中に策定し、
情報共有を進めるため業務を改善するという。

 乳児を対象とした子育て短期支援事業(ショートステイ)実施、
医療機関や警察との連携強化も盛り込んだ。

 市内では昨年、精神的に不安定だった
母親により3歳児が殺害されるケースなどもあった。
こうした重大事案については、
外部委員会で検証する方針。【松倉佑輔】
------------------------------------------------
保育士新卒 保育士転職