「かがやきルーム」の利用児童生徒が増加 宇都宮


下野新聞
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 【宇都宮】市教委が小中学校に
指導員配置を進めている特別支援教室「かがやきルーム」を
利用する児童生徒が、年々増加傾向にある。
指導員配置校の増加に伴い、
利用する児童生徒の学習や生活面の達成感にもつながるなど、
学校や児童生徒からも成果を実感する声が上がっているという。
市教育センターは「集団では得られないものが得られる」
と手応えを感じている。

 同ルームは、通常学級の中だけでは
十分に力を発揮しにくい児童生徒に、
個別指導や小集団指導で達成感や満足感を得ることで、
自信や意欲を持って学習に
取り組んでもらおうと実施している。

 指導員は教員資格を持つ非常勤講師で、
同ルームを希望する児童生徒1人につき
週5時間以内で個別指導や小集団指導をしている。

 指導員配置校を対象にしたアンケート結果では、
児童生徒からは「先生にいつでも質問でき、分かるようになった」
「誰にも相談できないことを相談できた」などの声が上がった。
また保護者からは「子どもの特性が
受け入れられ成長できよかった」、
学校からは「個別指導による学習意欲の向上」
「児童生徒の満足感が高まるとともに
人間関係の基礎ができた」などと成果があげられた。

 市教委は15年度までの全校設置を目指すとしている。
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