待機児童:足りない保育所 5488人、前年比360人増−−昨年10月 /大阪


毎日jp
------------------------------------------------
 ◇府、施設増も需要に追いつかず

 府は、昨年10月1日現在の保育所の
待機児童数は5488人で、
前年同期比で360人増加したと発表した。
府や市町村は保育所整備を進めているが、
需要も伸びた形になっており、
要望に追いつかない難しさを示している。

 府は今年度当初予算で保育所整備費として
67億4472万円を計上し、
府内の保育所は1240施設(前年同期比23施設増)に、
利用児童数も14万6636人(同3626人増)になった。

 主要市の待機児童数は、大阪1611人(同403人増)
▽堺890人(同45人増)▽東大阪793人(同75人減)
▽枚方432人(同87人増)▽茨木276人(同71人減)
▽吹田179人(同5人減)▽八尾173人(同96人増)
▽高槻151人(同79人減)▽豊中128人(同3人減)−−だった。
池田、泉佐野、高石の3市と豊能など
8町村は待機児童数がゼロだった。

 43市町村のうち、前年同期比で15市町で増加、
19市町で減少し、9市町村では同数だった。

 府子育て支援課は「共働き家庭が多く、
引き続き保育の需要は高い。
保育所の整備を進めることで、
子どもを保育に預けて働きに出ようという人も
増えたとみられる」としている。

 府は4月と10月の年2回、
待機児童数を調査している。【熊谷豪】
------------------------------------------------
保育士新卒 保育士転職