児童生徒考案のメニューが学校給食に 徳島市、第1弾は筑前煮カレー


徳島新聞web
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 徳島市内の学校給食に、
児童生徒が考案したメニューが初めて採用される。
第1弾は根菜類をふんだんに使った「筑前煮カレー」で、
市教委が子どものころから食や健康に
関心を持ってもらうために募集した「食育コンテスト」の
入賞・入選12点の一つ。
これらは今後、順次メニューとして登場する。

 市教委給食管理室によると、食育コンテストは
給食を通して徳島の食材や体づくりに
関心を持ってもらうために2010年度から毎年実施。
今回は給食メニューに取り入れることを前提に、
夏休みの宿題として募集したところ、
市内の小中学生から234作品の応募があった。
市教委学校給食食育研究部会が
優秀賞2点、入選10点を選んだ。

 筑前煮カレーは、レンコン、ゴボウ、コンニャク、鶏肉、
ちくわなどの筑前煮の材料で作ったカレーで、
食物繊維が多く含まれている。

 硬い根菜が多い筑前煮は給食で
提供しても残されることが多かった。
しかしカレーとして市内3校で試験提供したところ好評で、
ほとんど残らなかった。
比較的簡単に調理できることもあり、
29日に全15中学校と1小学校、
30日に30小学校で提供されることになった。

 市教委給食管理室は「(入賞・入選は)彩りや
地元の食材を多く使うなどよく考えられたメニューばかり。
おいしく食べながら、栄養や食材への
興味を深めるきっかけにしてほしい」としている。

【写真説明】徳島市内の小中学校で提供される
筑前煮カレー(徳島市教委給食管理室提供)
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