「子どもの花粉症」 調査結果発表


SankeiBiz
------------------------------------------------
ロート製薬株式会社

花粉症の子どものうち、5歳までに発症36.6%、
10歳までに発症69.3%
花粉シーズン中の子どもへの対策は、
「何もしていない」が過半数

◆「母親のみ花粉症」の子ども32.8%、
 「父親のみ花粉症」の子ども23.4%が花粉症に。
◆花粉症の発症率に出生順と関連あり?
第1子の方ほど花粉症を発症している傾向

ロート製薬株式会社(本社:大阪市/社長:吉野俊昭)は、
2012年12月、花粉症対策への啓発を目的に、
0~16歳の子どもを持つ父母を対象とした
「子どもの花粉症」アンケート調査を実施しました。
 このうち回答をいただいた父母2,587人及び
その子ども4,371人の症状や実態等について、
集計・分析を行いましたので、
小児アレルギー専門医の
見解と合わせてご報告いたします。

【調査結果のポイント】
 「子どもの花粉症」は低年齢で発症している傾向がありますが、
花粉シーズンでも「対策をしていない」親が過半数です。
花粉症は、一度発症してしまうと自然治癒は難しく、
乳幼児期から花粉を回避する早めからの予防が大切です。

1)「子どもが花粉症だと思う」は25.7%。
4人に1人の子どもが、花粉症を発症。
  0歳~16歳の子ども4,371人のうち、
花粉症の子どもは25.7%。
子どもの約4人に1人が花粉症であると感じているようです。
(※医師の診断ではなく父母の実感によるものです)

2)花粉症の子どものうち、
発症年齢は10歳までに発症69.3%。5歳までに発症36.6%。
 「花粉症を発症している」子どもを対象に
発症年齢を確認したところ「5歳」(10.7%)
 「3歳」(10.4%)、「6歳」(8.9%)と続き、
低年齢での花粉症の発症が確認されました。
 また69.3%が10歳までに、
36.6%が5歳までに発症しているという実態が
うかびあがりました。

3)花粉症シーズン中の子どもへの対策は難しい?
 「対策をしていない」51.0%。
 「病院へ行く」(32.4%)、
「マスクなどで花粉をさける」(25.9%)など
子どもの花粉対策はまだまだ少数派。
 16歳までの子どもの4人に1人が花粉症と感じており、
そのうち7割近くの子どもが10歳までに発症
 しているにも関わらず、
約半数の親は花粉対策を行っていないことが分かりました。
 アンケートの体験談からも「子どもがマスクをしたがらない」
「薬を飲むと眠くなってしまい」など
 子どもの花粉症対策は、
大人以上に難しく悩んでいる親の姿がうかがえます。

4)「両親ともに花粉症」の場合、子どもが花粉症43.2%。
子どもの発症は父親より母親に影響を受ける傾向に。
 「両親がともに花粉症の子ども」は43.2%が
花粉症であるのに対して、
「両親がともに花粉症ではない子ども」の花粉症は
11.6%にとどまりました。
  また「父親のみ花粉症」の子どもは23.4%が
花粉症を発症していますが、
「母親のみ花粉症」の子どもは32.8%が
花粉症という調査結果が浮かび上がってきました。

5)子どもの花粉症は出生順と関連。
「第1子」は、「第2子」「第3子」よりも
花粉症を発症している傾向に。
  また10~16歳の子どもに限定して
出生順と花粉症発症について聞いたところ、
第1子では39.7%、
  第2子は29.2%、第3子は28.6%が
花粉症であると答えました。
------------------------------------------------
保育士新卒 保育士転職