横浜市の待機児童 4月にほぼゼロに


NHK NEWS WEB
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保育所などの空きを待つ「待機児童」が
3年前、全国で最も多かった横浜市は
保育施設を増やすなどの対策を進めた結果、
ことし4月には待機児童がほぼいなくなる見通しになりました。

横浜市は、3年前、待機児童が1552人に上り、
前の年と2年続けて全国の市町村で最も多くなりました。
このため認可保育施設を増やしたり
施設の空き情報を提供する相談員を
各区に配置したりするなどの取り組みを進めた結果、
去年10月の待機児童は302人にまで減少しました。
さらに、ことし4月には新たに67の施設が開設され、
受け入れ枠が5110人分、増えることから
横浜市は待機児童がほぼいなくなる見通しになったとしています。
一方で、仕事を持つ母親の増加などに伴い、
今後5年ほどは年に2000人のペースで
さらに受け入れ枠を増やす必要があるということで、
横浜市は、今後も施設の増設や
保育士の確保などに力を入れることにしています。
横浜市緊急保育対策室の伊東裕子課長は
「3年間の成果が実を結びつつあることはうれしく思います。
今後、よりきめの細かい育児サービスを提供し
安心して子育てができる環境を整えたいです」と話しています。
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