子どもの心がっちり 男子保育士ら踊りで「やる気」


琉球新報
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 【宮古島】そろいのポロシャツやスカジャンに身を包み、
コミカルな踊りや心のこもった読み聞かせで
子どもたちのハートをがっちりつかむ男たち。
「宮古島男子保育士連合會the男塾」は、
保育への熱い思いと挑戦する精神で、
宮古島市の保育を盛り上げようと活動を続けている。
 メンバーは塾長の仲間雄仁さん(35)をはじめ、
新城宗史さん(30)、長田大樹さん(29)、
下地健吾さん(27)、平良勇樹さん(30)、
與那覇朝大さん(25)、大熊範彦さん(35)の7人。
2004年に仲間さんと新城さん、下地さんの
3人でスタートし、志に賛同するメンバーが加わった。
公立・法人の保育現場や教育委員会、小学校教諭など、
子どもに関わるさまざまな立場のメンバーが参加している。
 毎月のように行事に参加するなど精力的に活動している。
特に息の合った動きとコミカルな表情で“魅せる”ダンスには
大人にもファンがいる。
新城さんは「宮古の子どもたちは引っ込み思案が多い。
おじさんたちが120%の力で踊ってるのを見て、
自分もやろうと思ってくれればうれしい」と笑う。
手話ソングや演奏付きの読み聞かせなどにも
積極的に挑戦している。
 モットーは「やるだけやってみる」。
できない理由を探すのではなく、
どうやって実現するかを真剣に探る。
 集まると、必ず保育について熱い語り合いが始まるという。
最年少の與那覇さんは
「みんなの意見を聞いていると本当に勉強になる」と話す。
 徐々に知名度も上昇し、イベントへの参加も増えた。
塾長の仲間さんは
「13年は、これまでやってきたことはもちろん、
福祉施設や介護施設でも活動したい。
イベント参加だけでなく、本島や県外に
視察や勉強会にも出て行って、
宮古にもこんなに元気な男性保育士がいるんだと
見せたい」と意気込みを語った。
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