火消しの技に児童「すごい」 厚木・観賞会


東京新聞
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 厚木市内で戦前ごろまで続いていた
火消しの技の観賞会が十六日、市内の五つの小学校であった。

 開催されたのは妻田、依知、三田、飯山、玉川の五校。
とび職などの建設業者十八人でつくる
厚木市古式消防保存会(栗原幸男会長)が披露した。

 妻田小学校では三、四年生の計百九十六人が見学。
威勢のいい掛け声とともに、
まとい振りやはしご乗りなどが演じられ、
その迫力に児童たちから大きな歓声が上がった。
四年生の正岡あかねさんは
「教科書で見た写真より迫力があった。
(はしご乗りの演技は)すごい勇気がいると思う」と話した。

 市文化財保護課によると、
厚木市内の火消しの組織は江戸時代末期ごろに発足した。
保存会は毎年この時期に小学校で観賞会を開いている。
(佐久間光紀)
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