長い「ちくわ」ギネスに 倉吉・成徳小児童ら


日本海新聞
------------------------------------------------
 鳥取県倉吉市の成徳小学校で
昨年11月3日に児童や保護者、地域住民らが焼き上げた
長さ14・27メートルのあごちくわが、
世界一長いちくわとしてギネスブックに登録された。
関係者は「地域の力が一つになった証」と喜ぶ一方、
さらに長いちくわが既に作られていることから、
「今後も世界一に挑戦し続けたい」と記録更新を誓っていた。

 ちくわは心棒を抜く際に一部切れたが、
焼き上がった状態でギネス認定が可能と分かり、
11月中旬に英文の書類をそろえ
ロンドンのギネスワールドレコード社に申請。
約2週間後の12月中旬に認定証が届いた。

 この日は児童代表らが、
ヘビ年にちなんで焼き上げた1・05メートルのちくわと
認定証を携え県庁を訪問。
平井伸治知事が「皆さんの努力の結晶。
素晴らしい快挙」とたたえると、
男児(12)と女児(12)は
「地域の思いが詰まったちくわがギネスに認定され、
最高の思い出になった」と語った。

 世界一のちくわづくりを企画した
同校140周年記念事業実行委によると、
11月4日に長崎県雲仙市でかまぼこ職人が
長さ16・02メートルのちくわを焼き上げたが、
ギネス申請はしないため、
当面は同校が“世界一”のままだという。
------------------------------------------------
保育士新卒 保育士転職