岩塚製菓、南相馬の児童と商品開発


新潟日報
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岩塚製菓(長岡市)は25日、東日本大震災で被災した
福島県南相馬市の小学生と共同開発した
米菓「バタしょっと」を全国発売する。
同社の揚げせんべい「ふわっと」をベースに、
バターしょうゆで味付けした。
岩塚製菓は「幅広い年代の方に好まれる優しい味わい。
商品を通じ、子どもたちの元気な姿を
全国に発信したい」と話す。

 岩塚製菓は2004年の中越地震で受けた支援の
恩返しをしようと、11年度に南相馬市の全小学校で
米菓作りを体験する出前授業を行った。
この経験を基に、小学生との商品開発を企画した。

 参加したのは大甕(おおみか)小、太田小の6年生計33人。
両校とも東京電力福島第1原発事故の影響で、
約半数の児童が市外に避難している。
授業では6グループに分かれ、
計3回の授業で食べたい米菓の味や
パッケージのデザインを考え、
39の候補からバターしょうゆ味の揚げせんべいを選んだ。

 「バタしょっと」は「バターしょうゆ味のふわっと」の意味。
「バターのコクとしょうゆの風味がマッチし、
ついつい手が出る味わい」(岩塚製菓)という。

 3月末までの期間限定販売。
45グラムで希望小売価格は税込み130円。
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