子供の食物アレルギー 代替食品は利用進まず


msn産経ニュース
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 食物アレルギーを持つ乳幼児の母親で、
アレルギーに対応する市販の代替食品を
利用している人は12%にとどまることが
日清オイリオ(東京都中央区)の調査で分かった。

 調査は、食物アレルギー疾患と診断された
0~5歳の子供を持つ母親100人に実施。
子供の食事で実践していることは
「アレルギーの原因物質を除去したメニューにする」
が最も多く、「同じ食品を続けて食べさせないようにする」
などが続いた。

 一方で、「市販の低アレルギー食品や
アレルギー対応食品を活用する」は12%。
代替食品は米粉で作ったパン、卵を使っていない
パンやマヨネーズなどが知られていたが、
実際に使った人はわずかだった。

 診断後の定期的な受診は20%にとどまり、
「一度診断を受けた後は受診していない」
との回答が27%に上った。
神奈川県立こども医療センターアレルギー科の
栗原和幸部長は「必要最小限の除去を心掛けるべきだ。
症状が出ている間は、
厳重に除去しながら栄養価の不足に配慮し、
おいしく楽しい食事がとれるよう工夫が必要」と指摘している。
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