津波被災、子どもが結婚… 供養ひな1000体に感謝


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 全国から供養のために届いたひな人形
1000体余りを展示する感謝祭が、
3月1日から仙台市青葉区荒巻の成田山国分寺で始まる。
 同寺は、転居で飾る場所がなくなったり、
子どもの結婚で役割を終えたりした
ひな人形を通年で供養している全国でも数少ない寺院。
保管庫から大広間に人形を運び、準備を進めている。
 国分玲樹副住職(36)は
「東日本大震災の津波の泥が付いている人形もあった。
多くの方に見ていただくことが人形の供養になる」と話す。
 展示は、供養前のひな人形を
鑑賞してもらおうと5年前に始めた。
ことしは人形供養の依頼者から届いた手紙も公開する。
「(津波で全壊した家で)人形だけが見つかり、
行方不明者の捜索をしていた消防の方が
家の中央に置いてくださいました」などの
エピソードがつづられている。
 4月1日までで、午前10時~午後5時。入場無料。
火曜休館。連絡先は成田山国分寺022(225)8640。
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