闘病児童と家族の負担軽減 遠距離通院に安価な宿泊施設


zakzak
------------------------------------------------
 子どもが難病にかかり、自宅から遠い病院に入院したり、
通院することになると、
それに付き添う家族の負担も大きくなります。

 子どもが遠隔地の病院に入院し、
付き添う家族は病院近くのビジネスホテルに宿泊したとしても、
日数が長くなると、かなりの出費になります。
支出を抑えようと、病院のソファで寝たりすると、
心身ともに休まりません。

 そのような病気の子どもを持つ家族をサポートする施設として、
「アフラックペアレンツハウス」や
「ドナルド・マクドナルド・ハウス」があります。

 「アフラックペアレンツハウス」は、
東京・亀戸と浅草橋、大阪にあり、
亀戸と大阪は、日帰り利用もできます。

 利用できるのは、小児がんなどの難病治療のために、
入院や通院する子どもとその家族です。
アフラックの保険に加入しているかどうかにかかわらず、
利用できます。

 利用料は、1人1泊1000円
(他にリネンクリーニング代)ですが、
病気の子どもは無料です。

 ハウスには、国内外の小児がん関連図書などを集めた
図書・情報コーナー、子どもたちが遊べるプレールーム、
洗濯室、自炊できるダイニングキッチン、
利用者同士の交流を図るためのラウンジなどがあります。

 ハウスを利用したい場合は、
それぞれのハウスに直接電話をして、申し込みます。
「ドナルド・マクドナルド・ハウス」は、
東京は世田谷と府中、本郷の東大内にあり、
他には仙台・高知・大阪・栃木・札幌にあります。

 利用できるのは、入院または通院している子ども(20歳未満)と、
付き添い家族です。
ハウスによっては、指定の病院に入院や
通院していることが利用条件となっているところもあります。

 利用料は、1人1日1000円
(他にリネン使用料210円)ですが、
病気の子どもは無料です。
ハウスには、自炊ができるキッチンやリビング、
ダイニング、ランドリーやプレールームがあります。

 ハウスを利用したい場合は、それぞれのハウスに
直接電話をして申し込むことになっています。
------------------------------------------------
保育士新卒 保育士転職