幼児ゴキゲン、淡路に絵本カフェ


YOMIURI ONLINE
------------------------------------------------
 幼い子ども連れの家族を対象にしたペンション
「ターニングポイントキッズ館」(淡路市木曽下)で、
館内に設けられた絵本カフェ「カフェ パクパク」が
主婦らの人気を集めている。
店内には、絵本約200冊を用意、
自由に読めるようになっており、
子どもと一緒に食事をする母親たちや、
女性グループらが訪れている。(斎藤剛)

 オーナーの東(あずま)高志さん(48)の父が
1985年、神戸市灘区から淡路島に移住し、
淡路市浅野南でペンション「ターニングポイント」を開業。
泣いたり、騒いだりする幼い子がいる親にも
気兼ねなく泊まってもらえる施設をと、
約10年前、東さんがキッズ館をオープンさせた。
施設内にはおもちゃや絵本を置き、
庭にも遊具が用意されている。

 宿泊客らから「子どもたちがいると、
落ち着いて外食ができない」との声を聞き、
東さんは昨年11月、キッズ館の食堂を改装、
絵本カフェにし、昼食の営業を始めた。

 「くまのプーさん」など広く知られた作品のほか、
「はらぺこ あおむし」「ワニくんのレインコート」といった
絵本が置かれ、一部は壁の棚に展示。
妻の志津香さん(46)が描いたイラストも飾られている。
子どもだけでなく、絵本を読む大人も多く、
訪れた人からは「時間を気にせず楽しめる」
「気兼ねなく食事が出来る」など、好評という。

 日替わりのランチ(1000円)は、
島内産の野菜などを使用。
子ども向けのキッズプレート(750円)や
離乳食の「赤ちゃんプレート」(650円)、
シフォンケーキセット(650円)などもある。
「淡路島カレー」をサラダ付きで880円で提供、
4月末解禁の「淡路島の生しらす」を使った丼や
パスタも出す予定。

 東さんは「懐かしい絵本もあり、
ゆっくりと時間を過ごしてほしい」、
ケーキ作りを担当するスタッフの西田恵子さん(44)は
「季節の果物を入れたシフォンケーキやタルト、
チョコレートを使ったケーキなどを
提供していきたい」と話している。

 営業時間は午前11時~午後3時。
火、水曜休み。問い合わせは、
カフェ パクパク(0799・62・4911)。
------------------------------------------------
保育士新卒 保育士転職