広島市の待機児童対策 保育園紹介アドバイザー配置 4月から、各区役所


msn産経ニュース
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 ■悩み相談も

 保育園の待機児童対策として、
広島市は4月から全8区役所に、
定員に余裕がある保育園を紹介する
保育サービスアドバイザーを配置、
平成26年度以降に開設する
7つの民間保育園を補助するなどして、
新たに定員720人分の確保に努める。
これらにより、27年度当初には
待機児童ゼロを目指すとしている。

 広島市内の保育園の定員は特に21年度以降、
増加傾向にあり24年10月1日現在、
184園(公立89園、私立95園)で、定員計2万3562人。
しかし、待機児童はそれを上回るペースで増え、
827人に上っている。特に安佐南区などで増加が著しい。

 このため、市は新年度当初予算案に
待機児童対策として3事業で計12億6282万円を計上。
各区役所には、保育士経験のある
保育サービスアドバイザーを1人ずつ配置する。

 アドバイザーは、空きのある保育園や
児童の一時預かりをしている私立保育園の
状況を把握し、待機児童のいる家庭などに紹介。
保護者の悩みや要望などの相談にも応じる。
また、市は私立保育園の一時預かりを
月9日間に規制する内規を見直し、
4月からは特に状況が切迫していると
判断される場合は適用外とすることにした。

 新年度中に新設される民間保育園7園と、
増改築をしたり分園となったりする2園には
整備費などを補助。
私立保育園が安定的に保育士を確保できるよう、
合同就職説明会も年2回予定している。
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