さいたま市、ホンダとEV実証実験 子育ての負担軽減


日本経済新聞
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 さいたま市はホンダなどと連携して
電気自動車(EV)の実証実験を始めた。
車を駅の近くに止めて電車に乗り換える
「パークアンドライド」やカーシェアリングなどを
組み合わせた内容で、市内在住の働く母親に使ってもらう。
EVを活用しながら子育ての負担を軽減できる
社会システムの構築につなげる。

 ホンダのほかイオンリテール、タイムズ24、
NTT東日本が協力して実施する。期間は3月29日まで。
実験には市内在住で市内保育園に子どもを預けて、
東京都内に通勤する母親3人が参加する。

 参加者はホンダの「フィットEV」で子どもを保育園に送った後、
イオン北浦和店の駐車場に車を止めて
JR北浦和駅から電車で通勤。
帰りもイオンで車に乗り換え、子どもを迎えに行ったり
買い物を済ませたりして帰宅する。
日中は近隣の事業者がカーシェアリングでEVを使う予定。

 実験にはNTT東が開発したスマートフォン専用アプリ
「みんなの掲示板(仮称)」も活用する。
母親が退社時にアプリを立ち上げると、
到着予定時刻を知らせるメールが保育園に送られる。
アプリを通じてイオンのネット通販が利用できるほか、
EV充電器の情報なども確認できる。
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