古代人の生活、見つけた 関市で児童、遺跡発掘体験


岐阜新聞Web
------------------------------------------------
 関市大杉の大杉西遺跡発掘現場で、
小学生と親を対象にした発掘体験の催しが開かれ、
古代人の生活に思いをはせながら
土の中から土器などを掘り出した。

 同遺跡は弥生から室町時代にかけての集落跡で、
市が市道改良工事に先立ち1月から発掘調査を行っている。
発掘体験は、県文化財保護協会関支部が
市民に遺跡への理解を深めてもらおうと開催した。

 現場は重機によって表土が削り取られ、
住居跡などの遺構が確認できる状態になっており、
参加した親子ら約30人は市教育委員会の職員から
遺跡の説明を受け、表土を慎重に削り取った。
土器の破片や住居跡などの可能性のある遺構を見つけると、
歓声を上げて喜んでいた。
女子児童(11)=同市稲口=は
「遺跡の発掘体験は初めてだったけれど、
土器が見つかって楽しかった」と話していた。
------------------------------------------------
保育士新卒 保育士転職