鳥取など10県「子育て同盟」 今春にも発足


日本海新聞
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 鳥取県など積極的な子育て支援策を展開する10県が
共同で「子育て同盟(仮称)」を発足することが
25日、分かった。
人口減少と少子高齢化への歯止め策について
地方の立場から国などに提言していく。
同盟発足式は今春にも東京で開き、
今夏にはサミットを開催する見通し。

 鳥取県や広島県など子育て世代に近い若手知事による
「9県知事会議」の参加県に岡山県を加えた
10県でスタートする。
“子育て王国鳥取県”を掲げる
同県が発足を呼び掛けた。

 同日、鳥取県の平井伸治知事が
東京・霞が関の内閣府を訪れ、
森雅子少子化担当相に同盟構想への協力を要請した。
平井知事は「地方から出生率を高める運動を起こしたい」
と発足の動機を説明。
森少子化担当相も「認定書の交付を検討する」と
同盟発足に協力する意向を示した。

 また平井知事は、国が定める
保育士配置基準が現場の実態と
かけ離れていることなどを指摘し、
鳥取県独自の基準や子育て支援策を紹介。
森少子化担当相は、同県の取り組みに
関心を示した一方で、財源確保が
障壁となることに言及しながら
「若い世代に子育てに対して
夢を持ってもらえるようにしたい」と述べた。
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