水ぼうそうなどワクチン3種 子どもの無料接種要望


NHK NEWS WEB
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重い後遺症が残ることもある
水ぼうそうとおたふくかぜ、B型肝炎のワクチンについて、
法律に基づいて行われる定期接種に加え、
子どもが無料で受けられるよう求める要望を、
医師や保護者らで作る団体が厚生労働省に提出しました。

要望を行ったのは、
小児科の医師や保護者らで作る4つの団体で、
4日、団体の代表らが田村厚生労働大臣に
要望書を提出しました。
水ぼうそうとおたふくかぜ、B型肝炎のワクチンは、
WHO=世界保健機関が接種を推奨し、
多くの先進国では、子どもを対象に
公費で接種が行われています。
しかし、国内では自費で接種しなければならず、
水ぼうそうとおたふくかぜのワクチンの接種率は、
およそ30%にとどまっているということです。
団体は、3つのワクチンは予防効果や
安全性が高いことは実証されているとして、
法律に基づいて行われる定期接種に加え、
子どもが無料で受けられるよう求めています。
要望書を提出した薗部友良医師は
「日本の未来を担うのは子どもたちなので、
すべての子どもが世界標準のワクチンを
接種できるよう国の施策として進めてほしい」
と話していました。
定期接種を巡っては、
若い女性に増えている子宮頸がんと
幼い子どもがかかる細菌性髄膜炎を予防する
合わせて3種類のワクチンが、
ことし4月から追加される予定です。
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