朝日新聞様
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【西尾邦明】小学校の先生を早期退職して
「ピエロ」になった男性がいる。
山形市の菊地悦郎さん(54)。
「子どもとずっと接していたい」と、
教員をしながら続けてきた絵本づくりと
ピエロ公演を「本業」に選んだ。
県内各地での公演や東日本大震災の被災地の
慰問も重ねながら「わくわくする世界を
子どもたちに体験させてあげたい」と意気込んでいる。
「ピエロさぁーん」
30人の子どもたちが元気いっぱい声を上げた。
「ピエロさぁーん」
30人の子どもたちが元気いっぱい声を上げた。
今月8日、河北町立溝延幼稚園。
青の水玉が入った黄色い服を着たピエロの登場に、
子どもたちは大笑い。
音楽に合わせ、パントマイムやぬいぐるみを使った
掛け合いを披露した。
ピエロが帰ると、衣装を脱いだ菊地さんが現れ、